仕事をしていて体調が悪くなったことはありませんか?
たとえば、日曜の夜がたまらなく辛く、泣きそうになる。
連休中でも仕事のイヤな場面を思い出して憂鬱になる。
長時間労働が続いており、気がつけばボーっとしている。
頭痛が起こりやすく常に微熱気味。
プライベートでの感情の起伏が少ない、もしくは激しい…。

こんな症状が続いていたら心の病気のサインかも。
うつ病は、仕事や私生活などでつらいと感じることが原因で起こる心の病気の1つです。うつ病は誰でもかかり得る病気といわれています。
うつ病の人は、何らかのストレスが要因となり、脳が正常な状態ではなくなっている状態です。精神的症状だけではなく、食欲がなくなる、眠れなくなるなどの身体的症状も現れます。うつ病にかかる人は年々増えており、どんな性格の人でもかかる可能性があるため注意しましょう。
また、うつ病になりやすい人の特徴として、インポスター症候群に陥っている人も要注意です。インポスター症候群は精神的な疾患ではありませんが、仕事に影響を及ぼすことが多く、症状が進むとうつ病などの疾患を引き起こすこともあります。

適応障害も仕事のストレスが原因でかかることがある病気です。適応障害は、特定のストレスに対して予想外の強いダメージを受けて、対応ができない状態とされています。抑うつ気分や不安、怒りや焦りなどの症状が現れます。また、全身倦怠感や頭痛、肩こりなどの身体的症状も伴います。

仕事でつらいと感じるときにかかりやすい心の病気の3つめは、社会不安障害です。人や対人場面で強く不安や緊張が出るのが特徴とされています。ただのあがり症とは違い、病院での治療が必要な心の病気です。人と会う場面を避ける結果、引きこもりになる可能性もあります。治療すれば改善する可能性の高い病気なので、重症化する前に受診しましょう。